【チェンマイ撤退】
早くもチャンマイ滞在の最終日。今回は3泊の滞在と短く、バンコクから小旅行で訪れた感は拭えない。やはり最低1週間ぐらいは住むように滞在したいものだ。
いつものように1Fの朝食会場でたっぷりと朝飯をとり、部屋に戻り荷物のパッキングを行う。老舗の古いホテルであったが、開け放った窓からの緑の景色と吹き込む風が心地よかった。昼過ぎの便でバンコクまで戻り、日付が変わった午前1時過ぎの深夜便で帰国する。
チェックアウトを済ませ、Bolt でチェンマイ国際空港までのドライバーを探す。この時間帯なので容易に見つかった。空港までは20分もからない。チップを含めて100バーツ。今回のドライバーは中学生ぐらいの子供がいそうな肝っ玉母さんだった。日本からの出張者の出迎えか、何かの仕事をしたことがあるらしい。簡単な英単語での会話なので推測である。旅のやり方もスマホで変わってしまったが、地元の一般ピーポーと何気ない会話は、変わらない旅の醍醐味である。

バンコクへの復路も タイ・スマイル (THAI Smile)。エア・アジアとは違い、待ち時間は短くスムーズにチェックイン。国際空港でありながら、日本の地方空港の感。国内線であるが外国人客が多く国際線のようである。

12時15分出発の WE105 (TG2105) に搭乗。20kgの預入れ荷物の追加料金は不要、バンコクーチェンマイの往復で14,040円であった。国内線でありながら機内サービスがあり、軽食が出るのが嬉しい。今後も利用したい航空会社である。


離陸後、南に向けて順調に航行。機内サービスが終わったところで、着陸態勢に入った。一度海側に出てから方位を360に変え、スワンナプーム国際空港へのアプローチ。右旋回中にチャオプラヤー川の赤茶けた色の水が扇状にタイランド湾に流れ込んでいるのが見えた。
【A-Place Suvarnnabhumi】

スワンナプーム国際空港に到着後、空港の近隣ホテルへ Bolt で移動する。再び市内まで移動する体力は温存したいので、シャワー、昼寝を兼ねて滞在する。空港内のホテルのようにデイユースの設定はなく、1泊分の料金2,000円程度が必要である。だが深夜便に備えることを考えると十分に利用価値があるだろう。A-Place Suvarnabhumi はあらかじめ Agoda で予約をしておいた。ホテルというより宿舎と言った方がいいような宿泊施設である。何か下宿生になった気分である。

シャワーを浴び、惰眠を貪る。今日は国内線の移動だけであったが疲れを感じる。空腹を感じて目が覚める。そういえば昼飯は機内の軽食だけだった。近くの食堂をグーグルマップで探してみたが、徒歩圏内で食べたくなるような店はない。いつもの foodpandaでデリバリーを頼んだ。

Star 45 Aharn Tamsung という店から、Pad Thai with Shrimp(79バーツ)と Pork Noodles with Clear Soup(69バーツ)を注文。配達料金(13バーツ)、割引クーポン(45バーツ)で合計116バーツ也。500円程度で2品頂けるのが嬉しい。そして、忘れてはならない、今回の旅で飲み納めとなる Beer SINGHA を近所のセブンで購入。
今回の旅でのパッタイも食べ納めとなったが、肝心のお味はまぁまぁと言ったところ。タイ滞在中に口が肥えたのだろう。Soup の文字に引かれて、2品目に豚肉入りのクイッティアオを選んだが、思った以上にしっかりとセンミー(細麺)が入っており、こっちの方が満足できるものであった。
【タイ・バンコク撤退】
深夜便に備えゆっくりと時間を過ごし、午後10時にチェックアウト。再び Bolt を利用し、夜のスワンナプーム国際空港へ向かった。チップを含めて100バーツ。
前日にウエッブチェックインを済ませておいたので、カウンター付近のセルフチェックイン機でバゲージタグを発券。荷物預け入れカウンターで、COVIT-19のワクチン接種証明を提示する必要があったが、無事に預け入れを完了。エア・アジア名物のチェックインカウンター大行列回避に成功した。

保安検査場を通過し、搭乗までの間、プライオリティ・パスを使ってラウンジでゆっくりすることができた。スワンナプーム国際空港の国際線出発エリアには数多くのラウンジがある。Miracle系やCoral系のラウンジ以外にも、航空会社系であっても、プライオリティ・パスで利用できるラウンジがある。コンコースEにはオマーン航空のラウンジがあるので今回初めて利用した。日本に乗り入れていない航空会社のラウンジに入ってみるのもおもしろい。決して広いラウンジではないが、お酒の種類も多く、肴になりそうな料理も多い。中東のイスラムの国であったはずだが?。Chang Beerから始め、ウイスキーもいただき、ご機嫌ほろよい状態。すでに搭乗が始まっていた関空行きタイ・エア・アジア XJ612便に搭乗した。
【BKK-KIX, XJ612】
結局、40分程遅れてのドアクローズ。エア・アジア、これぐらいの遅れは遅延とは呼んではいけない。使用機材はA330-300、8割以上の座席が埋まっている。そういえば、後方の座席を指定したはずだが、アップグレード?、クワイエットゾーンに勝手に変更されていた。タイ人乗客も多く、待ちに待った日本観光!と気分が高揚しているのがわかる。機内食の配布は到着2時間前開始とのこと。シート配列 3-3-3 の狭い直立シートで仮眠をとる。機内食の配布が始まったのは日本時間の午前7時頃。結局3時間ほどの仮眠であった。

手配した航空券の Value pack に含まれていたチンおじさんの鶏飯 (Uncle Chin’s Chicken rice)を仮眠中の胃袋へ納める。ミネラルウォーター一本付きである。軽食程度であるが、機内で食事をするは楽しいものである。さすがにビールの追加注文はやめておいた。
【関西アプローチ・旅のおわりに】

高知県の山々の上空を飛行し、着陸態勢に入る。関西国際空港の第2滑走路 (RWY24R))に降りる飛行ルートであろう。高度を下げながら、徳島市を左手に淡路島を越える。次に方位を変え大阪湾の内側に沿ってくるっと右旋回。神戸周辺の湾岸エリアを見下ろしながら遊覧飛行が楽しむことができた。大きな遅延はなく、第2滑走路に着陸した。

今回の旅のテーマはタイでワーケーションをやってみた!であったが、楽しすぎて部屋に籠ってのPC作業には限界があった。だが若い頃のように毎日のように歩きまわるのにも限界があった。
観光ビザで可能な期間での短期移住。来年もチェンマイでの滞在を計画しようではないか。チェンマイ名物・カオソーイ、中華がうますぎて食べ損ねてしまったから。
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