【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!⑫ チェンマイ・ローカル飯編

【FIRE】

【食べる・ローカル飯④】

 気温は32℃程度、日差しがあれば暑く感じる。午前中のPC作業を終え、プールで水浴びリフレッシュ。タイ旅の習慣となってしまった。

 朝飯は美味しく、いつもよりたくさん食べているような気がして、さすがにお腹周りが気になりはじめた。ビュッフェスタイルではどうしても食べる量が増えるのは万国共通。

 今日の昼飯は趣向を変えて、カオニャオ・マムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง, Mango sticky rice)にしよう。カオニャオが長粒のもち米。マムアンはマンゴー。

 すでに近くの専門店を見つけていた。滞在先からふらっと歩いて食料調達ができるのがうれしい。店の女将さんにささっと選んでもらう。サイズ小で充分、50バーツで購入。店名は ข้าวเหนียวมะม่วง อยุธยา-หนองหอย であるが英語の表記はわからない。

 マンゴーとご飯を一緒に?そう。そこに甘いココナッツミルクを全部ぶっかける。糖質3重奏、血糖値あがるぞ!甘党にはたまりません。ちょっと塩気の煎り米がいいアクセント。

 たまにはこんな昼飯もいいだろう。


【食べる・ローカル飯⑤】

 午後も部屋でPC作業。市内中心部から距離があるので、近くにいわゆる観光スポットがない。ほんとに住んでいるようだ。近所散策、ウォーキングを兼ね、晩飯を食べてこよう。

 Google Map で目星を付けておいた阿華麵店(บะหมี่เจ๊หัวสาขาเชียงใหม่)の焼餃子(鍋貼)が旨そうだ。また中華である。晩飯は餃子とビール。いいではないか。徒歩30分圏内で、飲み食いしても帰って来ることができる許容範囲だ。店までの道を歩きながらの散策、学校があるのだろうか、家に帰る小学生達もいる。友達との学校からの帰り道。所変われではあるが、なんとも空気感が同じだ。

 阿華麵店に到着したのは、まだ午後5時半であった。昼飯がカオニャオマムアンだけだったのでけっこう空腹。英単語もあまり通じないようだが、スープの代わりに少な目のチャーシュー麺(50バーツ)、鍋貼(中・120バーツ)、さらに蒸籠に入った飲茶らしき?蒸餃(60バーツ)を注文。韓国人、欧米人の客もいる。ちょっとした有名店であろう。

 しかし、ここで問題発生!店にビールを置いていないことが判明。経験上、どうも中華圏ではビールと餃子がリンクしていない事象が散見される。チェンマイでも同じなのか。焼餃子とビールのマッチング、一体ものであるというのが私の常識なのだが。

 仕方なく勝手に冷蔵庫を開け、コーラ(20バーツ)を取ってくる。一連動作は台湾で学んだ。念のため、精算時に自己申告するのを忘れてはいけない。

 まずテーブルに届けられたチャーシュー麺をささっと胃袋へ。あっさりとし過ぎている。見た目、薄いスープの高校時代の学食のチャーシュー麺のようだ。

 本日のメイン、鍋貼が届いた。想像したより餃子ひとつひとつが大きく食べ応えがある。好みのおかずになる餃子「おかず餃子」。だが子供の頃から食べ慣れた「マイ餃子基準」である「餃子の王将」と比べると、何か味に物足りなさを感じる。これでは日本の「餃子の王将」で食べる餃子2人前(よく焼き)と大ビン・ビールの「センベロ」セットの方が満足できるではないか?

 さらに、蒸籠の飲茶?と思っていたが、単なる同じ餃子の蒸餃子、しかも6個入である。台湾で食べる中華を感じる蒸餃ではない。今回はビールが飲めないばかりか、望んだ鍋貼、蒸餃ではなかった。大き目の餃子20個!食べ過ぎである。反省。

 有名店ではあるが、望んでいるものとは違ったもの選んでしまったようである。こんな日もあるわなと。満腹のお腹を抱えてトボトボと宿泊先に帰るのであった。


【食べる・ローカル飯⑥】

 今日の昼飯は「うどん」。関西人はうどんだ。旧市街を散策中、Google Mapに現れた「銀うどん (Gin Udon)」の存在が目に留まった。そろそろ日本食が食べたいというのではないが、大手資本ではなく、シェフが日本人であろうとなかろうと、個人が経営する店の日本食を食べてみたい。

 午後1時を過ぎていたが、店は地元民、観光客でいっぱいであった。あえて日本語で話してみたが、通じない。少し待って欲しいとのこと、英語ができるスタッフが対応してくれた。

 お店にはカウンターもあり、日本酒ありの和食、小料理屋風。まさに「昼間からビール」というフレーズが頭を過ったが、酒類は提供していないようだ。気を取り直し、飲み物はスプライト(30バーツ)、ミックス天ざるうどん(219バーツ)を注文。

 うどんはしっかりとしたコシあり、手打ち麺でおいしい。天ぷらはボリュームがあっていいのだが、衣が大きすぎる。特にエノキの天ぷらの衣が大きく重い。揚げ物大歓迎なので問題ないのだが。

 何もよりチェンマイで、このレベルのうどんがこの価格で提供されていることに驚いた。長期滞在を考えた時に食べたくなるであろう日本食。しかも、価格は日本と変わらないレベル。これが日本人ロングステイヤーを惹きつけるチェンマイの魅力なのだと納得した。


【食べる・ローカル飯⑦】

 ほっつき歩きに疲れて宿泊先に戻る。シャワーを浴びてさっぱりすると、もう一度出かけるという気になれない。foodpanda でデリバリーを頼もう。チェンマイ最後の晩飯はもちろんタイ料理。数ある店の中から KRUA KHUN NOK という店を選んだ。

 Stir Fried Noodles with Soy Sauce(60バーツ)と Fruit Salad(60バーツ)をアプリで注文。配達料金(14バーツ)が必要であるが、割引クーポン(24バーツ)が適応された。合計110バーツ。1品だと物足りないので、2品目は果物カップを選んだ。30分程度でホテルのロビーまで届けてくれる。20バーツのチップとともに晩飯を受け取る。いつも「あちこーこー」で届けられる。ほんと安くて便利でありがたい。日本のUber Eatsを頼むといつも割高感を感じるが、タイの foodpanda ではほとんどそれを感じさせない。

 パッタイ (ผัดไทย) が食べたくて注文したが、太麺のパットシーユー (ผัดซีอิ๊ว) だった。思い通りに注文できなくても、不意に旨いものにありつけるのが嬉しい。もちっとした米麺の食感がよく、こがした醤油の香りもよい。ハイネケンで流し込みながら、むさぼり食べる。ビールとの相性の良さに驚いた

 果物カップは60バーツなので少なくはないだろうと予測していたが、その大きさにも驚いた。490mlのハイネケンの缶よりも大きい。しばらく南国フルーツを食べる必要はないだろうというぐらいに。

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