【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!⑩ チェンマイ・滞在編

【FIRE】

【住む・La Mai Hotel Chiang Mai】

 チェンマイでの滞在も Agoda で手配した。タイでの1泊の滞在予算は3,000円前後である。場所と価格で条件を絞り込み、この Lai Mai Hotel での滞在を決めた。朝食込みの4泊5日の宿泊で12,316円であった。シングルユースで予約したが、最も安価なスーペリアツインの部屋が用意されていた。

 チェンマイを訪れるのは初めてである。旅のテーマではワーケーションでの滞在のつもりであるが、仕事はほどほどに、観光も兼ねてのんびりと過ごすつもりだ。

 La Mai Hotel、建物は古いが地方都市の老舗高級ホテルの風格がある。ホテルスタッフは穏やかに対応してくれ、部屋は狭さを感じさせない程度の広さ。滞在した2022年10月末現在では、海外からの観光客はまだ戻っていないようで、宿泊者は少ないようである。実際、滞在中の1日のみ、朝食がビュッフェではなく、アメリカンブレックファーストであった。

 部屋は6階だったので、蚊は入って来ないだろう。目覚めてからの午前中は窓を全開して過ごした。少し蒸し暑い感じる日もがあったが、見える緑、鳥の声、風を感じることができ、たいへん気持ちのいいものであった。

 無料のWi-Fi は専用サイトからパスワードを入力して接続するタイプ。滞在中、NordVPN を経由しても快適につながった。午前中はPC作業を終えてから、水浴びリフレッシュにプールを利用した。プールは小さく、玄関横にあって、植栽で目隠しされているのでその存在に気付きにくい。

 400円程度の追加だったので朝食込みにしたが、ビュッフェスタイルで料理の種類も多く、ついつい食べ過ぎてしまう。価格を考えると十分な朝食だ。長粒米の焼き飯がおいしい。控えたつもりであるが、これ以外にも果物、スイカ、ドラゴンフルーツをいただいた。

 何事も良い点ばかりではないので、残念なところも書いておこう。

 室内は何度か改装されてはいるが、張替えた床は波打ち、ぼこつきが気になった。バスルームは、洗面台が新たな設置されているが経年劣化が目立つ。鏡の大きなシミが目立ち、心地の良いものではない。バスタブはなく、シャワーブースが設置されているがシャワーの水圧が弱い。また排水の流れが悪く、ずっと水がたまったままであった。換気扇はついていない。部屋の扉も建築当時のもの?で防音設計ではなく、通路を歩く宿泊客の声がよく聞こえた。すべて経年劣化に原因があるが、部屋によっては新たに改装がされている。清掃は問題のないレベルであった。

 ロケーションは旧市街から離れているので、徒歩での散策、寺院めぐりをするには適さない。しかし、安価で、静かで広い部屋でのんびりと過ごすにはいいのではないだろうか。

地方の老舗高級ホテルの風格

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