【ほっつき歩く⑤】
午前のPC作業を終え、屋上プールでひと泳ぎ、水浴びリフレッシュ。昼飯に市内バスで Ramkhamhaeng にある一軒の上海料理店「鼎泰福」に出かけた。その時の様子は【食べる・ローカル飯⑤】をぜひご覧いただきたい。
月曜日からご機嫌の「昼間からビール」であった。近くのショッピングセンター、Big C Supercenter まで歩く。歩道橋からバンコク名物の頭上のイカ墨スパゲッティ。いや、場末の有線ケーブルの混乱を見ることができる。電気が流れる電線、ネット回線、ケーブルテレビの電線などが絡み合う。古いものを撤去しようとするが、使用中かどうかかわらないので、新たに施設することになる。たまに発火し火災が起こるらしい。景観保全のため地下埋設化、云々の議論には程遠い。
歩道の改修工事であるが、これぐらいであれば通行可能。Always risk on me の考え方が必要。「水」と「安心・安全」がいつも無料で手に入るのは当然であると考えている国民には理解し難いであろう。
ショッピングモールを見学がてらに散策。庶民の生活物価の肌感覚調査にちょうどよい。歩き疲れ、1階の Cafe Amazon で休憩。スターバックスでないところをあえて選んだ。タイでは No Sugar⤴ が基本であるが氷がやたらと多い。バンコク市内でも Cafe Amazon をよく見かけた。ここであればノートPCを持ち込んで作業ができそうである。次回の候補場所としよう。
amazing Thailand によると、「タイ石油公社 (PTT) が2002年に創業のタイのコーヒーチェーン。タイ国内に3,000以上の店舗を展開し、日本を含むタイ国外にも進出している」とのこと。あの Amazon とは資本関係はないようである。念のため。
帰りはフェリーボートで帰ろう。近くにはセンセープ運河が流れている。バンコクは運河の街でもあるのだ。ARLの Ramkamhaeng にフェリーボートの乗り場(Ramnueng Pier)への案内板があったので、そこで降りることにしよう。Big C から住宅地を歩いて Ramkamhaeng 29 Pier へ向かう。Google Map が便利だ。こんな街歩きが楽しい。
こんな写真はガイドブックには載ったりしないだろう。タイビール3兄弟(ビアシン・ビアチャーン・リオ)の空き瓶がテキトーに並んでいる。住宅地を歩いてゆくと Ramkamhaeng 29 Pier があった。
そのまま帰るのもったいないと感じた。決まった行き先などはないので、とりあえず終点まで乗ってみる。もちろん乗船料金が必要であるが、終点の Wat Sriboonreung Pier まで13バーツだった。添乗員が乗客ひとり一人から運賃を回収する。買い物の行き帰り、通勤通学の乗客と、住民の生活の足である。
Wat Sriboonreung 周辺を散策し、再びフェリーボートに乗船。Ramnueng Pier までボートに揺られる。センセープ運河のフェリーボートに乗れば、渋滞知らずで市内中心部へジムトンプソンの家や、さらに西にある Wat Saket(ワット・サケット)に近い終点の Panfa Leelard Pier まで行くことができる。
ディーゼルエンジンの爆音と排ガスの臭い、風切り音、生活排水が流れ込む運河の水しぶき。東京ディズニーランドの船系アトラクションよりはるかに面白い。次のバンコク滞在時はフェリーボートを積極的に使ってみよう。
【ほっつき歩く⑥】
Ramnueng Pier でボートを降り、通り慣れたARLの Ramkamhaeng の駅下を歩く。明日はチェンマイへ移動する。1週間の滞在であったが Glow Sukhimvit 71 を引き払うことになっている。
今日の晩飯は foodpanda のデリバリーではなく、総菜を買って帰り、部屋でビールを飲みながらゆっくりといただこう。駅から少し遠回りになるが生鮮食料品や総菜を売る屋台が出ている市場に寄る。Google map によれば Super One Plaza Market (ตลาดซุปเปอร์วันพลาซ่า) というらしい。地元民に紛れ、チキンのぶった切り(50バーツ)、青菜入り卵焼き(20バーツ)、ごはん(5バーツ)、パッションフルーツの生絞りジュース(20バーツ)を購入。ビニール袋に入れてもらって、ぶらさげながら歩いて帰る。移住・住んでる感を感じる瞬間である。
部屋に戻り、シャワーを浴びてさっぱりしてから晩飯だ。75バーツの晩飯を単に盛り付ける。白飯が5バーツで20円もしないジャスミンライス。炊き立てで、香りが良く、滞在中で最もうまい白米だった。初めて購入のビアアーチャー(29バーツ)。ビアチャーンの廉価版らしい。薄目でまあまあのお味。今日の晩飯も明らかに量が多い。滞在6日目、お腹周りが気になり始めた。
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