【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!⑦ バンコク・ほっつき歩く編

【FIRE】

【ほっつき歩く③】

 週末、そんなに渋滞しないだろうと、レジデンス近くのバス停から501番バスに乗ったが、Siam(サイアム)まで1時間近くかかった。これではARLの Ramkhamhaeng(ラムカムヘン)まで歩き、Phayatai(パヤタイ)で BTS・スカイトレインに乗換え、Siam まで移動した方が早かった。だがバンコクで路線バスに乗るのも、遊園地アトラクションである。エアコンバスで14バーツ。

 先述のクルア アロイ-アロイのマッサンマンカレーを食すため、BTS・スカイトレインの Siam から Saint Louis まで向かった。駅から徒歩10分程度。あまりにも有名な店なので、再び説明する必要はないだろう。みんな大好きカレーライス。お試しの価値あり。

 さて、今日の目的地は Siam of Museum(サイアム博物館)である。国内外に限らず博物館めぐりが好きなのである。特に Siam of Museum はこれまでとは違った見せ方をする博物館らしく、滞在中に訪れておきたかった。

 BTS・スカイトレインの Chong Nonsi(チョンノンシー)まで歩く。駅近くには台湾の永和豆漿があった。次の機会にはぜひ食べ来よう。隣駅の Sala Daeng(サラデーン)まで乗車し、MRT(地下鉄)に乗換える。

THAI – JAPANESE BRIGE

 MRT・Si Lom(シーロム)への連絡橋を歩いているとタイ日友好橋(THAI – JAPANESE BRIGE, สะพานไทย – ญี่ปุ่น)が見えた。海外の地でこういうのを見かけると単純に嬉しい。タイの経済発展とともにバンコク市街の交通渋滞が大きな社会問題となり、日本の経済援助により建設されたとのこと。

 過去には日本から経済援助を受け続け、世界に禍をまき散らすくまのプーさん一党独裁のC国には見習えと厳命しておきたい。しかも、日本からの散々経済援助を受けたことをC国人民は教育されていない。さすが傍若無人の愛国無罪の集団である。

 さて、バンコク市内の渋滞原因は交通量の増大以前の問題で、街の道づくりの発想に大きな違いにある。日本の条里制、碁盤の目のような道づくりの発想はない。降った雨が小川に集まり川となって、やがて大きな河となるという自然発生的な道づくりの発想である。大雨が降れば、つまり交通量が増えれば、洪水、すなわち大渋滞が発生するのは当然である。


 閑話休題。MRT・Si Lom から Siam of Museum の最寄り駅、Sanam Chai(サナームチャイ)へ向かう。2022年1月29日から、MRTのブルーラインとパープルラインの自動改札機で、VISA とMaster カードによるEMV コンタクトレス支払いサービス、いわゆる非接触型、タッチ決済が始まっていた。

 MRTには、関西で言うところの ICOCA や PiTaPa の交通系ICカードにあたる MRTカード がある。しかし、短期滞在中にチャージ式のICカードをデポジットと手数料を支払って、わざわざ購入する必要はないと考えていたので、販売機でICチップが入ったプラスティック製の丸いトークンを購入していた。面倒であることには変わりないのだが。

 だが、普段日本で買い物に使っているタッチ決済機能がついた 楽天カード(VISA)が、海外の地下鉄で PiTaPa のように使えるのは非常に便利である。クレジットカードなので、支払いはポストペイド方式。何の手続きも要らない。単に乗降駅の改札機のパネルにタッチするだけである。これは海外からの訪問客にとってはたいへん便利である。MRT 以外にもバンコク市内の運河を行き来するフェリーボードでも使用可能とのこと。

 日本ではタッチ決済によって乗車ができる交通機関はまだ少ない。関西では南海電鉄などが Visaタッチ決済の利用できるように整備を進め、専用改札機を設置し始めている。

 実は今回の難波から関西空港まで南海電鉄を利用し、Visaタッチ決済を使った。利用促進キャンペーンのキャッシュバックのがあるので試しに使ってみたのである。現在、普及している交通系ICカードの存在を脅かす可能性があるのではと思わせた。何よりも、このサービスがすでにバンコク市内のMRT(地下鉄)で利用できるようになっていることに驚いた。


【ほっつき歩く④】

 Sanam Chai で下車、Museum of Siam へ向かう。地下道からエスカレーターで地上に上がれば、博物館の建物が目の前に現れる。ちょっとした演出であるが、博物館のために整備した駅なのだろうか?

 入場券(100バーツ)を購入する。外国人観光客には多言語アナウンスが聴けるハンドセットを無料で借りることができた。週末なのか、若い人たちや家族連れも多い。昔からある、展示物と文字だけの歴史博物館のような堅苦しさはない。美術館の意味合いもあるのかアーティスティックに作製された展示物も多く、今さらながらにタイ王国の成り立ちや文化を学ぶことができた。


 MRTの Sanam Chai からは、観光スポット、涅槃仏で有名なワット・ポーが徒歩圏内にある。便利になったものである。また来る機会もありそうなので、今回は拝観せずに周囲をぐるりと散策。海外から団体観光客もまだ少ないようである。ひと声100バーツ、200バーツのトゥクトゥクおじさんもヒマそうだ。

第10代タイ国王 ラーマ10世

 さて、今日の晩飯は台湾料理。MRTで Sutthisan(スティサン)へ向かうのである。乗換えせずに辿り着くことができる。ほんとに便利になったものだ。台湾料理・スマイルレストランの様子は「食べる・ローカル飯⑤」をぜひともご覧いただきたい。

 晩飯を済ませ、ほろ良い気分で帰る。MRTの Phetchaburi で降り、ARLに乗り換える必要があった。Makksan へ向かう途中の連絡路から南方面を撮影。大渋滞。そう言えばバンコクって大都会だった。

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