【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!⓪ 準備編

【FIRE】

【はじまり】

 コロナ禍が続く日本、いい加減そろそろ海外へ行きたい。過日、2022年6月の沖縄・那覇でのワーケーションが私を取り巻くコロナ閉塞感を打ち破った。3年ぶりに那覇行きのJTA(日本トランスオーシャン航空)に乗り、感激で目頭が熱くなった。

 次は海外である。まずは台湾へ行きたい。しかし、9月上旬の時点で台湾国政府はまだ入国制限を続けていた。そんな理由からワクチン接種証明書のみで入国できるタイを行き先に選び、9月中頃には航空券や宿泊先の手配を始めた。

 なによりも10月2日よりタイ・エアアジアX が関西国際空港 (KIX) -スワンナプーム国際空港 (BKK) 間の運航を再開し、公式サイトで航空券の販売を始めていたことが決め手になった。

 しかし、問題は本当に運航するかどうかである。というのも、運航を再開しているはずの成田 (NRT) - バンコク (BKK) 便のキャンセルが相次ぎ、タイ旅マニアを混乱に落とし入れていたのである。

 9月30日にタイ政府は入国時の規制緩和として、入国時のワクチン接種証明書、又は陰性証明書の提示は不要、さらに日本を含むビザ免除国/地域からの渡航者の滞在可能期間を30日から45日に延長(2023年3月末までの措置)すると発表した。

 この発表でフライトがキャンセルされる可能性が低くなることを確信。日々運航状況をネットで確認しながら出発当日を待ち続けた。だが安心の翼 エアアジア、どこまで信用してよいのかわからない。

 余談ではあるが、9月29日に台湾国政府は10月13日から海外からの渡航者に対する新型コロナウイルス関連の隔離義務を撤廃、観光客を受け入れるという大幅な入国条件緩和を発表した。

 もう少し待っておけば良かったという感は否めない。だがタイを訪れるのは5年ぶり。円安ではあるが、タイの物価の安さとタイ飯のおいしさを考えれば申し分ない。台湾は次回までお預けとしよう。


【航空券・宿泊先の手配】

 旅の準備を始めたら、すでにその旅は始まっている。いいフレーズだ。

 航空券の手配においてのファーストサーチ、現状の相場観を知る必要がある。比較サイト スカイスキャナーの利用が便利である。10月の中頃、10日から2週間の程度日程でリーズナブルな航空券を探す。

 会社組織に雇われないサイドFIRE民は時間と場所にも縛られない。参加することに意義があり、無駄でくだらない会議の日程とか、有給休暇申請書の上司のハンコなんてものは要らない。サイドFIRE民の特権である。

 まず、おおよそ日程を入れ、出発日と現地の出発日を前後させながらお得な料金を探す。まずフルサービスのレガシー系の航空会社が選択肢から外れる。ベトジェットの利用も魅力的であったが、タイ・エアアジアXが週2便ながら、直行便で最も安い料金を示した。そのまま購入への手続きを進めてもいいのだが、航空会社の公式サイトを確認するのが鉄則である。

 エアアジアの公式サイトでは10% ディスカウントのプロモーション中とのこと。お得な日程を選んでオプションのバリューパック(20 kg 預け入れ荷物、機内食、座席指定)を含めて6万円ちょっとで手配することができた。日本航空、全日空、タイ国際航空だと軽く10万超えであった。

 今回はチェンマイでの滞在も計画している。同じようにバンコクーチェンマイ往復の航空券をスカイスキャナーで検索、お得で出発時間も最適であったタイ・スマイルを選んだ。往復の航空券は14,000円ちょっと、公式サイトよりもTrip.comで手配する方が少し安くなった。

 今回選んだタイ・スマイルはタイ国際航空の系列会社であり、国内線と近距離の国際線を持つフルサービスの航空会社。20 kgの預入れ荷物の追加料金は不要である。

 LCC系の航空会社を利用した時、預入れ荷物の追加料金と出発の時間帯を考慮すると、フルサービスのレガシー系の航空会社を選んだほうがお得な場合があるので要注意。

 宿泊の手配はAgodaを利用した。バンコク、チェンマイとも予算は一泊3,000円前後、4星ランク、プール付きという少々無茶な検索条件を付けた。

 結果、バンコク 6泊7日の滞在で20,270円(朝食なし)、チェンマイ 4泊5日の滞在は12,316円(朝食込み)で手配することができた。まだ観光客がコロナ禍前に戻らない状況下での料金設定なのであろう。滞在が長くなればなるほど宿泊費が大きなネックとなるが申し分ない。

 あとは先に申請したパスポートの引き取り、そして出発を待つばかりとなった。

 【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!① 出発編 →

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