【タイ旅】タイでワーケーションをやってみた!② バンコク・滞在編

【FIRE】

【住む・GLOW Sukhumvit 71】

 滞在先となる GLOW Sukhumvit 71 に到着し、ようやくチェックイン。カードキーを受け取り、紛失に備え500バーツのデポジットを預ける。今回、Agodaで手配した。サイトからはシングル部屋の選択がなくツイン部屋であったが、気を利かしてくれたのか、シングルユースのキングベッド1台仕様の部屋が用意されていた。

 2021年に改装、朝食の提供はなく、4つ星、屋上プール付き。今回の滞在、6泊7日で料金は20,272円、一泊あたり約3,380円と非常にリーズナブルであった。もっとも間仕切りやキッチン設備のない、最もシンプルな部屋である。

 Agoda のプロモーションで5% ディスカウント、屋上プール付きの物件に滞在できるのが嬉しい。バンコク市内中心部から少々離れている住宅地の中にあるレジデンス、集合住宅であるからのこの価格設定なのであろうか?

 10階から上層階は Aspira Residence Sukhumvit 71 として長期滞在者向けの仕様になっている。そのためか、ホテルというよりサービスアパートメント感が強い。バスルームのアメニティーは小分けチューブ式のソープとシャンプーのみ。毎日のベッドメイキングと清掃、タオル類(バスタオルと敷タオルのみ)の交換があるが、フェイスタオルは用意されていない。

 毎日ペットボトルの飲料水が2本供給されていたので、飲料水を購入することはなかった。ただ備えつけのティッシュペーパーがなく、Lotus’sで1箱購入することになった。スーパーで生活用品を購入するという「住んでる感」を味わうことができたが。

 さすが2021年の改装だけあって、室内は新しく、清潔に保たれている。キッチンスペースがないため、広々としていて、快適に過ごすことができた。ベッドメイキングのスタッフ、皆さん愛想が良く、廊下をすれ違うと「さわでぃかー (สวัสดีค่ะ) 」と挨拶してくれ気持ちがよい。

 レジデンス前は、近隣住民向けの食堂、弁当屋、他にも飲み物、焼魚、揚げ物、果物などを売る屋台が並び、少し歩けばファミリーマート、セブンイレブンの2つのセブン(コンビニ)がある。食料品、アイスコーヒー、ビールなど、ちょっとした買い物には困らない。長期滞在の住人気分で利用した。


 室内のWi-Fi環境も良く、NordVPN を介しても問題なくPC作業が行えた。Free Wi-Fiへの接続が必須となるため、セキュリティ対策を考慮し、訪タイ前に契約しておいた。

 NordVPN はスタンダードプランであっても2年契約で3カ月無料の特典が付与される。接続地にタイを選択して使っていたが、speedtest.net で速度チェックすると、下りで 80 Mbps 以上を確認することができた。


 屋上プールは近隣に高層ビルがなく、バンコク市内を見渡すことができ、非常に眺望が良い。利用者が少ないのか、この日は貸し切り状態であった。決して大きなプールではないが、ちょっとしたリゾート感あり。午前中にPC作業をし、プールで水浴びリフレッシュ。こんな時間の過ごし方もサイドFIRE民の典型的必須項目のひとつであろう。

 ちなみにプールでは飲食厳禁である。またプールへ持ち込むタオルは、部屋備え付けのタオルではなく、1Fのレセプションカウンターで専用の赤のタオルを借りるようにと部屋のデスクにメッセージが置かれていた。


 2階には、洗濯機(30分/50バーツ)と乾燥機(90分/90バーツ)が1台ずつ設置されている。10 バーツ硬貨× 14枚が必要であるが、そんなに持っているわけはなく、1Fのカウンターで両替をお願いすることになった。


 何事も良い点ばかりではないので、残念であった点を2つほど書いておこう。

 部屋の防音対策が全体的に甘い。外からの交通騒音がひどく、一日中、車、バイクの爆音が続いた。部屋の扉が薄く、廊下を歩く人の声、ドアを開けるカードキーの電子音もよく聞こえ、防音構造ではない。普段静かな環境にいる身にはストレスに感じ、就寝時には耳栓が必須であった。

 立地であるが、バンコク中心部から離れており、移動には車、ARL、BTS・スカイトレイン、MRTの利用が必須である。バス停が近くにあるので路線バスを使ってもいいのだが、渋滞で時間がかかることもある。改装してから日が浅く、住宅地の中にあるレジデンス「住んでる感」を楽しむには良い滞在先であった。

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